ギャンブルを描写する最も有名な絵画

ギャンブルは何世紀にもわたって人々に愛されてきた娯楽です。画家たちは多くの題材から作品のインスピレーションを受けてきたので、自然とギャンブルやゲームもそのうちの1つになりました。ギャンブルやゲームは常にそばにあり、世界中で行われているものなので、この人気の高い道楽を描写した芸術作品は数多く存在します。大きな美術館などで展示される多くの芸術家の最高に有名な作品には、ギャンブルの要素が加えられていることがあります。ギャンブルに対して人々が興味をそそられる理由は何にしろ、それに触発された最も有名な作品を見ていきましょう。

ポーカーをする犬(Cassius Marcellus Coolidge)

芸術におけるギャンブルの話題になると、おそらく人々はこの美術作品を思い浮かべるのではないでしょうか。Coolidgeによるポーカーをする犬は8種類あり、大衆文化において多くの複製が出回っています。Cassius Marcellus Coolidgeはさほど知られている名前ではないかもしれませんが、多くの批評家によって彼の作品はバッドアートもしくはキッチュであるとみなされていても、彼の作品は間違いなく象徴的です。何としても、彼のギャンブルに触発された連作はとても人気があり、いまだに需要が高いのです。

 

The Cardsharps(Caravaggio)

Caravaggioはイタリアの偉人の1人ですが、彼でさえもギャンブルの影響力に対しては動じずにはいられませんでした。The Cardsharpsとして知られる絵画は、彼の人生および創作活動時代のギャンブルに関する出来事の洞察を描いています。この絵画の完成は彼のキャリアにおいて重要な1歩となりました。これは彼がCavaliere Giuseppe Cesari d`Arpinoの工房を離れ、独立してからの初作品だと考えられています。

 

カード遊びをする人々(Paul Cézanne)

この後期印象派のフランス人巨匠は連作でカード遊びをする人々を描きましたが、それらのテーマは似ていても、大きさが異なります。絵画にはバーでカードゲームをする農夫が描かれています。この一連の作品を描き上げるために、Cézanneは写生をしたり肖像画を描いたりして練習を重ねました。

 

ルーレット台にて(Edward Munch)

Munchは自身の最大のヒット作である叫びで知られているかもしれませんが、彼が南フランスのニースに滞在していた際に、彼はMonte Carloカジノの常連客であり、そこで触発されてルーレット台にてが描かれました。この絵画は彼の記憶から生まれ、彼がルーレットをプレーしながら抱いた感情を呼び起こしたものです。この作品を完成させるにあたり、Munchは自身の様式を良くして完全なものにするために、多くの様式を試験的に用いました。

 

カードゲームをめぐる論争(Jan Steen)

この絵画はバロック様式の素晴らしい事例です。カードゲームをめぐる論争はオランダ人画家Jan Steenによって17世紀末に描かれました。この絵画はリストに掲載されている他の作品ほどは有名ではないかもしれませんが、特にバロック様式の愛好家の間ではいまだに重要な作品とみなされています。この絵画の最も力強い点は、ギャンブルに関わる否定的な感情の描写です。登場人物は負けたことへの怒りでいっぱいであったり、もしくはいかさまさえもしていたりするようです。これらの感情は模写されるべきではありませんが、ギャンブルに従事する際に現れる一般的な追随現象なのです。Steenの見事な目と手を通して、私たちはこの張り詰めた状況を体験し、全てのギャンブラーには親しみのあるこの情動を感じることができます。

 

これらの芸術作品のおかげで、人生においてギャンブルは大きな影響力を持つということが分かります。私たちは歴史的にずっと、そこから感動を与えられ、多くの混同した感情を抱いてきました。皆さんの中には、ギャンブル好きの方もいればそうでない方もいらっしゃると思います。どのような方も、私たちはギャンブルによってたくさんの作品が触発されたことをありがたく思っております。